毛髪知識について

頭皮・毛髪のメカニズム

毛髪は「毛母細胞」が分裂して成長
頭皮は、他の部分の皮膚と同じ構造ですが、皮脂腺や汗腺の数が多く、トラブルが起こりやすい構造をしています。

毛髪は頭皮の内側の「毛根」と頭皮から外に出ている「毛幹」から構成されています。
毛根は「毛包」に包まれており、毛包は皮膚の中で毛髪を支え、毛髪を産み出している重要な部分です。

特に毛包下部の「毛乳頭」では成長期になると活発に細胞分裂が繰り返され、毛髪の元となる細胞を作り出しています。

毛乳頭には毛細血管が入り込んでおり、発毛のために必要な栄養素と酸素は、毛細血管によって運ばれます。
それらの血管網そ通して運ばれてくる栄養素と酸素をエネルギーにすることにより「毛母細胞」が増殖し分化して成長したのが毛髪です。

毛髪のメカニズム
. バルジ領域の毛包幹細胞と色素幹細胞が細胞分裂し、毛母が形成される

・ 毛母細胞は、毛球にある「毛乳頭」という部分を取り囲むように存在している。

・毛乳頭が毛細血管からさまざまな物質を受け取り、分泌することにより、「毛母細胞」に栄養素と酸素を届ける

・毛母細胞は、栄養素と酸素をエネルギーにして分裂する。

・「毛栂」から押し上げられるように毛髪が成長する。
というような涜れになっています。

頭皮トラブルの原因

 

「抜け毛」「薄毛」「細毛」の原因は? 大きくは『汚れのつまり』『血流の鈍化による酸素不足』『栄養不足』
「毛母細胞」が増殖し分化して成長したのが毛髪です。ところが、皮脂腺から分泌された皮脂が酸化し、汚れとなって毛穴をふさいでしまうと、毛母細胞が大きなダメージを受けて、髪の成長が鈍ることにより、抜け毛が増えたり、薄毛や細毛の原因となります。これが毛髪トラブルの第一の要因と言えます。

第二の要因となるのが毛細血管から毛乳頭に十分な栄養素や酸素が行き届かないことにより、毛母細胞の増殖と分裂が滞っててしまうことです。
上記の画像のように、酸化した皮脂はベトベトした汚れとなって頭皮の毛穴をふさいでしまいます。そうなると毛母細胞にダメージを与え、頭皮や毛髪に悪影響を及ぼします。また、毛細血管の流れが滞り、十分な栄養が行き届かなくなると細毛や、ひとつの毛穴から生える髪の量が少なくなり、薄毛の原因となります。

第三の要因となるのが、食事の偏りやミネラル不足による栄養不足です。
毛細血管によって酸素と栄養が運ばれる事で髪が育つのですが、この栄養素がミネラルです、このミネラルが不足すると、血流が良くなったとしても、栄養が届かないため細毛・白髪・薄毛等のトラブルが起こります。

 

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